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【コラム】熱中症予防対策の基本と考え方

熱中症による救急搬送人員数や死亡者数が増加しており社会で大きな課題になっています。熱中症は、正しい知識を身につけることでその発生や重症化を防ぐことができる病気です。企業と労働者が一体となって対策に取り組むことが重要です。少しでも被害を小さく出来るよう取り組んでまいりましょう。



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映像教材といえば
▶株式会社プラネックス 03-5638-3122
弊社は安全教育ビデオの販売にとどまらず、労働災害防止のトータルサポートを目指し、備品、漫画、ポスター(掲示物)、冊子などの印刷物制作も承っております。また、CSRに有効なオリジナルDVDの制作などにも力を入れています。企画~制作まで社内の専属スタッフが携わり、これまでクオリティの高い映像作品を数多く制作してきました。

資格取得といえば
▶労働局長登録講習機関 住建センター 03-5638-3130
豊富な経験を有し、第一線で活躍してきた現場のプロを講師として迎え、その持てる技術・知識を多くの企業に伝承できるよう組織したのが住建センターです。安全法規は勿論のこと明日から実践できる安全対策まで幅広く役立つ安全講習を実施します。労働局の監査を受ける登録教習機関による安全講習なので、どの元請の現場に行っても信頼度は抜群です。技能講習だけでなく、特別教育や職長教育の受講記録が住建センターに保存されている為、事業主さんも安心です。

▶会社住所
〒130-0022東京都墨田区江東橋2-14-7
錦糸町サンライズビル5F
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01 熱中症とは?
熱中症とは、循環調節や体温調節など調整機能の不調によっておきる体調不良の総称です。めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感、意識障害・痙攣・手足の運動障害、高体温等の症状が現れます。


02 熱中症は何故おきる?
人間は、体を動かすと体内で熱が発生し、体温が上昇します。また、暑い環境下に長時間いても体温が上昇します。通常、我々の体は体温の上昇を感知すると、体の表面の血流量を増やして体表から空気中に熱を逃がしたり、汗をかくことで体温を下げています。しかし、気温や湿度が高い環境では、熱をうまく外に逃がすことができなったり、大量に汗をかくことで体の水分や塩分が減っていきます。汗をかくと体内の血流量が減少し、脱水状態となり汗もかけなくなり、体の中に熱がたまり体温が上昇します。


03 熱中症の症状
【熱失神】暑熱環境下で皮膚血流の著しい増加と多量の発汗とにより、相対的に脳への血流が一時的に減少することにより生ずる立ちくらみのことをいいます。
【熱けいれん】汗で失われた塩分が不足することにより生じる筋肉のこむら返りや筋肉の痛みのことです。
【熱疲労】脱水が進行して、全身のだるさや集中力の低下した状態をいい、頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐などが起こり、放置しておくと、致命的な「熱射病」に至ります。
【熱射病】中枢神経症状や腎臓・肝臓機能障害、さらには血液凝固異常まで生じた状態のことで、おかしな言動やふらつき、意識障害、全身の痙攣など現れます。



04 熱中症の応急処置
主な熱中症の措置は、①体温を下げることと、②失われた水分と塩分を補うことです。熱中症を放置すれば死に直結する緊急事態です。重症の場合は救急車を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
①涼しい環境に体を置くことと直接体を冷やすことが有効です。風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内等の涼しい場所へ移動し衣服をゆるめて体を冷やします。太い血管が流れている場所を冷やすと、効果的に体を冷やすことができます。両側の首筋、わき、足の付け根などを冷やすと良いでしょう。冷やすときは氷枕や保冷材などがあればそれらを使って、なければ霧吹きで体に水をかけたり、うちわや扇風機で風をあてたりして、できるだけ早く継続して体温を下げることが大切です。
②そして、失われた汗の補充としては水分だけでなく、塩分も適切に補うことが必要です。意識があるならば、適正な水分と塩分を補充するには経口補水液が最も理想的です。スポーツドリンクは経口補水液に比べると塩分が少なく、糖分が多いことには注意が必要です。意識がない、または呼びかけに対する返事がおかしい場合は、すぐに救急車を呼びましょう。


05 熱中症対策教育教材はコレ!
プラネックスは、幅広く職長教育に関する教材と制作販売しています。
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